温かいコーヒーを持ち出して、ちょっと外に出て、のんびりしたいなーと考えたとき、保冷ボトルをさがしはじめました。
いろいろ迷ったあげくクリーンカンティーンのインスレートボトルTKWideにしました。
実際の保温力も検証してみました。
デザイン、使いやすさ、保温性能、兼ね満足して使っています。
おすすめしたいところを紹介します。
クリーンカンティーンという会社の特徴
さまざまな保冷ボトルメーカーの中で際立った存在のクリーンカンティーン。
他のメーカーは温かい飲み物を届けることで豊かなライフスタイルを提案していますが、クリーンカンティーンは使い捨て容器をなくして環境のためのリユースの提案を強調しているところが特徴的です。
普段、環境のことをそこまで考えているのかと言われれば、そうではないかもしれませんが、クリーンカンティーンの環境に対する考えを知ると、使ってて良かったなと思えてきます。(ミーハーか?)
アウトドアで使用する場面を多く連想させてくれますが、環境のことや社会の中での責任を考えたサスティナブルな理念はアウトドアメーカーのパタゴニアとも共通しているように思います。
企業名Klean Kanteenの意味はどうやら頭文字のKをCに入れ替えると
Clean(きれいな)Canteen(水筒)となり、ロゴには地球のようなマークもはいっていることから、クリーンな地球の水筒とでもなるのかもしれません。
klean kanteen(クリーンカンティーン)公式サイト – Klean Kanteen Japan
デザイン
シンプルですっきりしていてなおかつ愛嬌のあるフォルムです。持ちやすい太さで、存在感もありますね。カラーもシンプルなものからカラフルなもまであり、どれにしようか選択に迷います。
保温性能
真空断熱の二層構造で内部をステンレス素材のみにすることで保温効果を高めて、清掃もしやすくしているそうです。
購入した容量が355mlなので、そんなに長時間保温しておく量ではないのですが、4時間程なら温かいコーヒーを楽しめます。
実際にお湯を入れて保温効果を確かめてみました。
●沸騰したお湯を入れた直後
お湯の温度:92.5℃
口に入れた熱さ:熱々
●1時間経過
お湯の温度:80℃
口に入れた熱さ:熱い
●2時間経過
お湯の温度:71℃
口に入れた熱さ:熱め
●3時間経過
お湯の温度:64.5℃
口に入れた熱さ:ほっとする熱さ
●4時間経過
お湯の温度:59℃
口に入れた熱さ:ほっとする熱さ
●5時間経過
お湯の温度:54℃
口に入れた熱さ:ちょっとぬるい
●6時間経過
お湯の温度:50℃
口に入れた熱さ:ちょっとぬるい
●7時間経過
お湯の温度:46.5℃
口に入れた熱さ:ぬるい
●8時間経過
お湯の温度:43.5℃
口に入れた熱さ:ぬるい
●24時間経過
お湯の温度:19.5℃
口に入れた熱さ:完全に水
カタログ値だと 58℃以上(6時間)になっていますが、若干低めの結果になりました。
(お湯が沸騰してからボトルに移して温度測定するまでに時間が少しは掛かるので、温度がスタート時点で下がってしまった点もあるのかもしれません。それと温度測定のたびに蓋を外しているので、その時間も温度が下がってしまっていると思います。なので頻繁に蓋を開けていたらその分温度は下がってしまうのは当然でしょうね)
ちなみに、お湯を入れてから一度も蓋を開けなかった場合も測定してみました。
お湯を入れた時 92℃
6時間後の温度 56℃
カフェキャップの場合の漏れは?
標準のキャップであるカフェキャップですが、キャップのつまみを90°回転させて開閉します。
その為気軽に中のものを飲むことができるのですが、反面完全に密閉されるかというとちょっと不安になります。
ただ、キャップを締めてボトルを逆さにしてもほとんど漏れることはありません。
逆さにした状態で強く振れば、少ししずくが落ちるくらいです。
なのでリュックやバックの中に入れていても、ボトルを直立させておければ全然問題ないです。
ボトルが倒れた状態で長い時間入れておくのはちょっと不安もありますが、
でもほとんど漏れないと言っていいと思います。
ただし、注意しておきたい点
①中のものを飲んだ後にキャップを閉めたとき、キャップ内部に残った分は漏れてくる
飲んだ後にキャップを閉めてから、ボトルを逆さにするとキャップ内部に残っていた分はしたたり落ちます。
なのでバックなどにしまうときは一度逆さにしてキャップ内の液体を出し切ったほうがよいです。
②キャップの機構を留めているキャップの内側のネジ部分が緩んでいると漏れる
カフェキャップは分解して洗えるようになっています。キャップの裏側をネジの機構で留まっていて、そこがしっかり締まっていないと漏れてきます。
しっかり締まっていることを確認しておいたほうがよいですね。
オプションで完全に密封ができるキャップもあるので、交換してしまえば漏れの心配はなくなります。
収納の例
登山リュックのサイドポケットに収納可能
サイドのポケットに難なく収まります。
ぶら下げることもできる
フックをカラビナなどで吊り下げることも可能です。
車のドリンクホルダーに収まる
ただ、ボトルがちょっと太いので僕の車のドリンクホルダーだとはまっている状態になります。
だからといって倒れるようなことはないので問題なく利用できています。
懸念としては、強くはまり込んでしまったときに、片手で引き抜こうとすると勢いあまってフロントガラスにぶつけてしまいそうなることがたまにあることです。
フックを持ち上げてキャップを回すと力が入って回しやすい
フックはぶら下げる用途の他に、手が濡れていたりしてキャップを回しづらいときに、フックを握って回すと力が入って回しやすくなります。
カフェにマイボトル持参で値引きを受けられる
マイボトルを持参してコーヒーなどの飲み物を注文すると、資源の節約への協力として値引きを受けられます。
ボトルの指定はないのでどんなものでもマグカップでもかまわないので、もちろんクリーンカンティーンのボトルも使えます。
割引額 | |
スターバックス | ¥20 |
エクセルシオールカフェ | ¥20 |
タリーズコーヒー | ¥30 |
上島珈琲 | ¥50 |
カフェのコーヒーのサイズ(飲み物よっても違ってくるので目安です)
カフェで利用するとして、ボトルを選ぶ上でどのサイズが自分に適しているか気になりますよね。
コーヒーを注文したとしての目安の量です。
ショート | トール | グランデ | ベンティ | |
---|---|---|---|---|
スターバックス | 240ml | 350ml | 470ml | 590ml |
S | M | L | |
---|---|---|---|
エクセルシオールカフェ | 220ml | 285ml | 380ml |
ショート | トール | グランデ | |
---|---|---|---|
タリーズコーヒー | 240ml | 350ml | 470ml |
S | M | L | |
---|---|---|---|
上島珈琲 | 140ml | 180ml | 300ml |
インスレートTKWideの355mlだとスターバックスのドリップコーヒートールサイズ利用可能です。
価格(インスレートTKWide)
- 355mlサイズ ¥3980
- 473mlサイズ ¥4290
- 592mlサイズ ¥4620
- 946mlサイズ ¥5280
- 1900mlサイズ ¥7920
一番お手頃で使い勝手がいい355mlなら、スターバックスに198回持って、かよえば元が取れる計算になりますね。
長く使うと思えばそんなに高くはないと思います。
カラー変更などの型落ち品が割引になっていたりするので、こだわりがなければ旧品を狙うのがよりお得です。
ボトルのサイズはそれぞれ違いますが、注ぎ口の口径はすべて同じなので、キャップはすべてのサイズで使い回すことができます。
複数本買ったり、別のサイズを買い足したりする場合は、種類の違うキャップのものを買えば、バリエーションを楽しめますよ。
キャップの種類(オプションで別途キャップのみ購入可能)
用途によってボトルのキャップを使い分けることができます。
TKWide Twist Cap
キャップ回すとせり出てくるストローで飲むタイプ
引用元:クリーンカンティーンHP
TKWideチャグキャップ
スポーツなどアクティビティを行っているときに素早く飲めるように口を被せて飲めるタイプ
引用元:クリーンカンティーンHP
TKWideストローキャップ
ステンレスとシリコンでできたストローで飲むタイプ
引用元:クリーンカンティーンHP
TKWideインスレートワイドキャップ
完全に密閉して漏れ防止と、保温力を高めるタイプ
引用元:クリーンカンティーンHP
TKWideカフェキャップ
キャップのつまみを回すとで簡易に開閉できるタイプ
引用元:クリーンカンティーンHP
使ってみてよかった点
- 保温力は長時間使用は想定していなかったこともあり必要十分だった。
- カフェキャップは開閉が簡単で、すぐに飲めるので便利。
- 間口が大きく、太さも適当なので手を入れて中を洗うことができる。
- カフェで使っても、アウトドアで使っても馴染むデザイン。
- 使用場所に合わせてキャップを交換できる万能性がある。
- クリーンカンティーンの企業理念である環境資源削減の取り組みを知り長く使おうと思えた。
ちょっと残念な点
- 底面が金属素材なので置く場所が傾斜していたりするとすべりやすい。(ゴムとかだと安心なんだけど。)
- カフェキャップの場合、漏れについてはバックに入れるなどの場合多少の注意が必要。
最後に
作りがしっかりしているので壊れる心配も少なそうです。
キャップ部は劣化するかもしれませんが、キャップだけ購入することができますし、そのへんも環境への配慮があるのでしょう。
数ある保温ボトルの中でも、使い勝手が良くて、所有感も満たしてくれるので、長く付き合っていけそうです。
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