東京の奥多摩にある釜めしの人気店「釜めしなかい」の紹介です。
東京の奥多摩に数件ある釜めし屋さんの中でも特に人気があるのは「釜めしなかい」です。
有名人の色紙がたくさん飾られていたりと、テレビの取材も多いようです。
お店は青梅から奥多摩に続く国道411号から細い脇道に入っていき、かなり奥まったところにあります。
店構えは雰囲気のある古民家で、おもむきのある庭もテンションが上りますね。
いわゆる田舎の風景です。
メニューを中心にレポートします!
メニュー紹介
釜めし
まずはなんと言っても釜めしです。
釜めしは単品でも注文できますが、通常はセットで提供されます。
釜めしセット内容
- 釜めし
- 野菜と鶏肉の水炊き
- 刺身こんにゃく(青海苔風味/ゆず風味) *わさび醤油でいただく
- 漬物
- まんじゅう
釜めしの種類
・定番の「きのこ釜めし」 ¥1650(セット価格)
不動のレギュラーは「きのこ釜めし」です。
きのこはしめじです。醤油味で煮込んで味付けされています。
ご飯は味のついた炊き込みご飯です。
(きのこがあまり得意でない人も結構いけると思います)
・唯一のもち米の釜めし「山菜おこわ釜めし」 ¥1750(セット価格)
ワラビがのったおこわの釜めしです。
お米の中にごぼうやレンコンなども入っています。
おこわのご飯も味がついている炊き込みご飯です。
・毎日数量限定の「鶏ごぼう釜めし」 ¥1900(セット価格)
タレのかかった鶏肉がごろっとのっています。
白髪ねぎといんげんと人参で彩りもきれいです。
味付きの炊き込みご飯の中にごぼうが入っています。
・豪華「うなぎ釜めし」 ¥2800(セット価格)
豪華なうなぎの釜めし。うなぎが三重に乗っています。
ごはんは白いご飯。
季節限定の釜めし(この期間中は鶏ごぼう釜めしは休止になります)
- 春限定 「たけのこ釜めし」(4月中旬〜5月中旬の一ヶ月間限定)
- 秋限定 「くり釜めし」(9月中旬〜10月中旬の一ヶ月間限定)
セットを食べると結構なボリュームがあります。
なので最後のまんじゅうがお腹に入らない場合はサランラップを貸してくれるので、持ち帰ることをおすすめします。
ちなみに釜めしは冷えても美味しいので、残ってしまったらサランラップでおにぎりにして持ち帰ると、温かい釜めしとは違った楽しみ方もできますよ。
おすすめサイドメニュー
・焼き魚(やまめ、ニジマス、イワナ、鮎) ¥800
程よく焦げがついて香ばしく、塩もきいていて美味しいです。
・ニジマスの干物 ¥800
ニジマスを開いて干物にしています。
頭から骨まで香ばしく食べれてしまいます。
・しもふりひらたけ焼き ¥650
しもふりひらたけの鉄板焼です。
醤油を垂らすと香ばしい匂いが立ち上ります。
・やきとり ¥350
大きくてインパクト大です。
鶏肉はジューシーで食べごたえも大です。
・馬刺し ¥930
・からあげ ¥800
一つが大きくかなりボリューミーです。
表面はカリカリで中はジューシーです。
麺類
・ざるそば ¥750
コシのあるそばです。
生わさびの仕入れがあればプラス料金で変更可能。
・とろろざるそば ¥850
・山菜そば ¥800
・ざるうどん ¥750
・切り込みうどん ¥850
細い麺のうどんです。野菜たっぷり入ってます。
・しめじラーメン ¥850 (廃盤メニューになってしまいました・・・)
きのこ釜めしにのっている味付けしめじがのった醤油ラーメンです。
スープにこだわりありの意外に隠れファンが多いメニュー。
おつまみ
・しめじわさび和え
しめじをわさびと醤油で和えたおつまみです。
わさびが効いていて、お酒のお供に。
・刺身こんにゃく ¥650 (青海苔風味/ゆず風味)
釜めしのセットにも付いていますが、刺身こんにゃくを思う存分食べたいなら単品メニューを是非!
・漬物 ¥450
釜めしのセットについてくる漬物を思う存分食べたいならぜひに。
・味噌田楽 ¥380
定食
・焼き魚定食(やまめ、ニジマス、イワナ、鮎、それぞれ選択可)¥1450
・からあげ定食 ¥1400
・焼肉定食 ¥1350
豚肉を甘辛のタレで焼いた定食です。
焼肉定食もボリューミー。
・とろろ定食 ¥1250
メニュー写真
店舗情報
・営業時間:11時〜19時(ラストオーダー18時)
《平日:15時〜16時休憩》《土日祝日:通し営業》
*現在コロナ対応のため短縮営業中 16時閉店(ラストオーダー15時)
・定休日 :毎週木曜日と第二水曜日。(年末年始休みあり)
・住所 :東京都西多摩郡奥多摩町大丹波175
・電話番号:0428-85-1345
・ホームページ:https://otaba-nakai.com/
トイレは広々で豪華な空間
トイレはゆとりがあるので、子供や足の不自由な人にも優しくなっています。
アクセス
車:圏央道青梅ICから約40分ほど
電車:最寄りの青梅線川井駅から徒歩約30分
アクセスは車でないとちょっと不便な場所にあります。
電車の場合本数が少ないので事前の確認が必要です。
川井駅から軽くウォーキングするつもりなら、約30分のいい運動になる距離ですね。
送迎サービスがある
土日や忙しい日は対応できないようですが、平日であれば電話連絡をすれば青梅線川井駅から送迎対応してもらえます。
あらかじめ川井駅到着時間を把握した上で、余裕をもって連絡しておきたいところです。
駐車場について
駐車場は3つあります。
(自転車用サイクルスタンドもあります)
- 第一駐車場
- 第二駐車場
- 正面駐車場
第一駐車場
第一駐車場はお店の裏手にあります。お店の脇の道を入っていくのですが、道幅がとても狭くて急坂になっています。
駐車場自体も狭くて中で車を旋回させるのも難しいです。大型の車は駐車に苦労すると思います。
駐車場の地面が舗装されていないので、大型バイクの取り回しも結構大変です。
第二駐車場
お店へ向かう道沿いにあります。お店の少し手前に第二駐車場の看板があります。
第一駐車場より広々としているので駐車はしやすいです。
ですが駐車場自体が傾斜しているのと舗装されていないので、特にバイクは注意が必要です。
足つきの悪いバイクに乗っている人や大型の重いバイクは立ちごけ注意です。
正面駐車場
お店に併設されていて、舗装されていて水平なベストな駐車場ですが、スペースが車二台分しかありません。
空いていたらラッキーです。
駐車場増設しました
第2駐車場の車線を挟んだ反対側に新しい駐車場が増設されました。
地面が平らなのでバイクも停めやすい駐車場です。
バイク置き場も設置されてます。
人気店ゆえの混雑具合
土日祝日は当然混雑します。特にお昼時は順番待ちを覚悟しなければいけません。
観光シーズンと重なると更に混雑します。
特にゴールデンウィークと秋の紅葉シーズンの週末は激混みを覚悟してください。
2時間待ちなんてことも・・・。
そんな中おすすめの時間帯は、
・開店時間を狙う
・お昼狙いのお客さんが減る夕方の時間帯
開店は11時からですが、混雑する季節はちょっと早めに開けてくれることがあります。
なのでお昼ごはんにはちょっと早いですが、開店の時間帯だと待ち時間が少なく入店できる可能性が大なのでおすすめですね。
夕方の時間帯も空いてくるのでおすすめですが、場合によっては品切れのメニューが出てくる可能性があります。
ちなみに一年のなかで空いている時期は冬の12月〜3月あたりです。
(コロナの状況によって営業時間が変更になっている可能性があるので確認は必要です)
席の予約はできない
残念ながら予約で席を確保することはできません。
お店についてから順番待ちの用紙に名前を書いて待つしかありません。
並んでる時間がない!という場合はテイクアウトする手もあり。
一時間も二時間も並んでいられないという場合は、メニューは限られてしまいますが、テイクアウトする方法があります。
テイクアウトであれば混雑状況にもよりますが、並んでいる順番とは別で対応してくれます。
テイクアウトの場合のメニューは2点のみ。
・きのこ釜めし(単品) ¥1120
・水炊き ¥550
*釜めしの釜は返却すると一個につき¥200返却してもらえます。
お店の近場で食べてその日のうちに返却するか、次回来店する時に持参するといいと思います。
車で少し走ったところに多摩川に降りられる場所があるので、テイクアウトして川のほとりで食べるのもいいかもしれません。
多摩川おすすめスポット(駐車場)
御岳駅の近くに有料の駐車場があるのでそこから川に降りられます。
沢井に無料の駐車場があるのでそちらからも川に降りられます。
青梅、奥多摩にある釜めし屋の系譜
釜めしなかいの他にも釜めし屋が青梅と奥多摩内にあるのですが、似たようなメニュー構成だったりと、実はつながりがあるそうです。
青梅、奥多摩界隈の元祖の釜めしが奥多摩釜めしだそうで、そこから派生したのが鳩ノ巣釜めし、そしてそこから釜めしなかいへ。
釜めしなかいは三男坊になるようです。
似ているような部分はありますが、それぞれお店の違った特徴があるので食べ比べてみるのもいいと思います。
支払い方法
支払い方法
- 現金
- ペイペイ
- auペイ
- 楽天ペイ
クレジットカードは対応していません。
最後に
東京にもかかわらず、田舎の雰囲気の中で素朴でありながら、インパクトのある料理が楽しめると思います。
混み具合がいつも気になるところですが、奥多摩に足を運んだときにはぜひ一度訪れてみることをおすすめします。
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