ハンターカブに限らず、他のバイクでも同様の困りごととして、バイクから離れる時にヘルメットをどう保管しておくか。
ハンターカブオーナーも考えずにはいられない問題ですよね。
なぜなら、備え付けられているヘルメットロックのワイヤーが
「めっちゃ使いづらいから!」
あれを使い続ける人っているのかな・・・
ということで僕はNAP製のスマートヘルメットホルダーを取り付けました。
これは他のヘルメットホルダーと比べても優れていると思います。
「NAPって?」と聞き覚えのないメーカーかもしれませんが、僕も最初は聞いたことありませんでした。
使ってみて、かなりいいですよ
そんなNAP製のヘルメットホルダーを解説します。
ハンターカブのヘルメットホルダーで悩んでいる人の参考になればと思います。
標準のヘルメットロック(ワイヤー)を使うのは苦痛すぎる
ほんの数分程度バイクから離れる程度であれば、ヘルメットをハンターカブのシートの上に置いてしまったりもするんですが、さすがにヘルメットの防犯上よくありませんよね。
(過去に半帽のヘルメットを置きっぱなしにして盗まれた経験あります・・・)
なので最初は備え付けのヘルメットロック(ワイヤー)を使っていました。
でもヘルメットをロックするまでの作業工程が多すぎてイラッとするようになってしまいました。
- シートを上げる
- シート下にある六角レンチを取り出す
- ツールボックスの蓋を六角レンチで開ける
- ヘルメットロック用のワイヤーを取り出す
- ワイヤーをシート下のフックに引っ掛ける
- ヘルメットの金具の穴にワイヤーを通しフックに引っ掛ける
- 六角レンチを元の場所に戻す
- シートを下ろして完了
こんなの毎回毎回無理っす!
いつしかワイヤーをツールボックスに入れずに、いつも持ち運んでいるショルダーバックに入れておいて使っていましたがそれでも面倒です。
なのでまず最初にカスタムするパーツは利便性を上げるべく、ヘルメットホルダーだと思います。
NAP製のヘルメットホルダー
数あるハンターカブ用のヘルメットホルダーの中で選んだのは
NAPというメーカーの「ハンターカブCT125 スマートヘルメットホルダーver2」です。
色々とネットで探していたところ、こちらの商品を見つけ、これは良さそうだと思い即購入!
しようと思いましたが、売り切れ状態で3ヶ月ほど待ちました。
量産体制を見直したようで2022年3月に販売再開となり、購入できました。
メーカーのNAPとは
今まで聞いたことのないメーカーだったのですが、兵庫県にある金属加工会社のようです。
バイクパーツの会社というわけではないようですね。
自社開発の製品を直販で販売していて、ネットショップのBASE上で販売しています。
商品は金属加工して作られているキャンプ用品などとハンターカブ用のパーツが現在3点ほど販売されています。
公式サイトはこちら:https://naproducts.thebase.in/
シンプルで機能的なヘルメットホルダー
NAPのヘルメットホルダーはいたってシンプルです。
なんせ一枚の鉄板を加工したフック形状のパーツのみです。
他のメーカーのヘルメットホルダーは、ロック機能がついていてヘルメットが固定できるようになっています。
NAPのヘルメットホルダーはフックにヘルメットの金具を引っ掛けて、
シートを下ろせばヘルメットがはずれない構造になっています。
他のメーカーの場合ロックを解除する為の鍵が必要になってきますが、NAPのヘルメットホルダーの場合はシートの開閉のみでヘルメットがはずれなくなる仕組みなので余計な鍵が増えずに済みます。
言ってみれば、シートの開閉でヘルメットをロックする標準のヘルメットロック(ワイヤー)と同じ仕組みですね。ただ、そのヘルメットをロックするフックが標準のワイヤーと違って車体に備え付けられるということです。
余計な鍵が増えなくて済むのは大きなメリット!
本当にヘルメットはロックされるのか
構造はシンプルでフックにヘルメットを引っ掛けるだけです。
タンクとシートの隙間にフックが来るのですが、シートが下がっている状態でフックからヘルメットを外すことはまずできないです。
フックには返しが付いていますし、シートが下がった状態だとヘルメットの金具は持ち上がりません。
ヘルメットの金具をフックからはずれる位置まで持ち上げることはできないです。
取り付け位置はどんな感じか
ヘルメットが取り付く位置はシートの左側で標準のヘルメットロックワイヤーとほぼ同じ位置に来ます。
取り付けもシンプルで簡単
取り付けも簡単です。
作業らしい作業はナットを外して締め直すだけです。
作業に必要な工具
ナットを外すには10mmのスパナが必要です。
左側のナットが純正のワイヤーを引っ掛けるフックが邪魔でスパナが少しまわしづらかったです。
価格がお手頃
しかも送料込みになっているので、¥1,480しか掛かりません。
他のメーカーのヘルメットホルダーだと¥3,000以上してきます。
だいぶお手頃感があると思います。ロック機構などはなく、部品としては鉄板一枚ですからね。
外観からの見え方
外からはほとんどパーツは見えません。シートに隠れてしまうので、下から覗き込まないとパーツは見えませんね。
外観に影響を与えない点も優秀です。
どこで買えるのか
NAPという会社からの直販でしか今のところ購入することができません。
先ほども触れましたが、ネットショップのBASEで店舗をかまえていますので、そちらからの購入になります。
FacebookやInstagramのページもあって、そちらに製品の最新情報なども掲載されているので、確認してみるといいと思います。
Facebook:https://www.facebook.com/NAP_-Products1962-103561725287370
Instagram:https://www.instagram.com/nap_products1962/
利用者の声
ヘルメットホルダーとしてデメリットはあるか
本当に神がかったアイテムだと思います。使い勝手にとても満足です。
あえて挙げるとすればこんなところでしょうか。
- 買える場所がBASEのみ
- 供給量が少なめ
- 鍵をさしっぱなしにしてしまう可能性
買える場所がBASEのみ
今のところBASE上のNAPのネットショップからでしか購入できません。Amazonや楽天では販売されていません。
ただ、今後販売代理店を募集して販路を広げていくようなので、そのうち他からも購入できるようになるかもしれません。
供給量が少なめ
シンプルで機能的なハンターカブ用のヘルメットホルダーということで、人気がありなかなか供給量が確保できなかったようです。
僕もSold Outの状態から再販が開始されるまで今か今かと待ちわびて、やっと購入できました。
現在の製品はVer.2ということで製造工程を見直し、安定的に供給できるように改善したそうです。
鍵をさしっぱなしにしてしまう可能性
これは標準のヘルメットロック(ワイヤー)の場合もそうですが、シート下の鍵穴でシートを開ける必要があるので、忘れないようにしないと鍵をさしっぱなしにしてしまうことが起こりえる。
ヘルメットはロックしたにも関わらず、ハンターカブの鍵を車体にさしたままバイクから離れるというのは本末転倒になりかねないので注意です。
何度か挿しっぱなし経験済みです・・・
NAPのヘルメットホルダー【メリット・デメリット】
ハンターカブにソフトインジケーターを付けました!下記の記事でまとめていますので興味があれば御覧ください
最後に
本当に標準で付いていてもいいアイデアのパーツだと思いました。
というか標準のヘルメットロック(ワイヤー)の仕組みがやっつけ過ぎる気がしてなりません。
カスタムパーツでありながら、車両の鍵を使ってヘルメットをロックできるのですから、よく考えられたアイデアだなと思います。なるべくなら余分な鍵を増やしたくないですもんね。
価格もお手頃で、仮にシートを外すナットを回すためのスパナを購入したとしても、他のメーカーのヘルメットロックより安く済むはずです。10mmのスパナは結構他でも使える場面があるので持っていてもいい工具ですし。
ハンターカブを離れる時に大切なヘルメットを守ってくれるヘルメットホルダーとしてオススメです。
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