ツーリングとキャンプの組み合わせって、ワクワクが倍になるというめちゃくちゃ楽しいイベントです。
朝日が登る頃にバイクにまたがってツーリングへ。夕方近くまで思う存分ツーリングして、キャンプ場に入るのもありですし、お昼くらいにキャンプ場に入って、ゆっくりキャンプに時間をついやすのも、また楽しみの一つです。
キャンプをするとなると、どうしても道具は必要です。
バイクは車のようにたくさん荷物を積載することができないので、余計なものは極力持っていかない、必要最小限の道具をチョイスする必要があります。
オートキャンプのように、とりあえずであらゆるキャンプ道具を車に詰め込んで、という訳にはいきません。
むしろ、バイクよりもさらに荷物の量がシビアなテント泊登山の持ち物を参考にするといいと思います。
キャンプツーリングに持っていく道具
1.テント。2.マット。3.グラウンドシート。4.カッパ。5.タープ。6.ポール(タープ用)。7.寝袋。8.折りたたみチェア。9.温度計。10.蚊取り線香。11.トイレットペーパー。12.空気注入式まくら。13.着替え(下着、靴下)。14.地図(ツーリングマップル)。15.カメラ。16.コッヘル(クッカー)。17.LEDランタン。18.焚き火台。19.バーナー。20.バーナー用ガスボンベ(OD缶)。21.コーヒー。22.調味料(塩、醤油、コショウ、油)。23.まな板。24.S字フック。25.カップ。26.ヘッドライト。27.シェラカップ。28.トーチライター。29.マルチツール。30.火吹き棒。31.ナイフ。32.ファイヤースターター。33.軍手
各アイテムの詳細&おすすめポイント
1.テント
NEMO ギャラクシーストーム2P(廃盤品)
テントは自立式がオススメ。自立式であれば、ペグダウンできない場所でも設営が可能。コンクリートの上にテントを張った経験がありなので。テントの大きさは二人用がベスト。ヘルメットなど荷物をテントの中に入れても余裕がある。一人用はテント内のスペースに余裕がなく、3人用以上だとテントが大きくなってしまうので、バイクへの積載が難しくなります。前室が大きめのものがよい。就寝時などテント内で過ごす時に、キャンプ道具や靴などを目隠しできる場所に置いておくのは安心感があります。雨が降った場合にも濡らさずに物を置いておけます。
NEMO Equipmentニーモ・イクイップメント公式サイト|イワタニ・プリムス株式会社
2.マット
サーマレスト リッジレスト
寝袋の下に敷くマットはアウトドア専用のものがおすすめ。ホームセンターで売っている銀マットに比べて、はるかに快適。他にエアー注入式のものもあります。コンパクトに収納できるメリットがありますが、値段が高くつくのと穴が開くリスクがあります。
3.グラウンドシート
グラバー オールウェザーブランケット
テントと地面の間に敷くシート。テントをダメージから保護してくれるのと、地面からの水濡れも防いでくれます。ブルーシートなどでも問題ないですが、オールウェザーブランケットは薄く、コンパクトにも関わらず耐久力もあり重宝していてオススメです。テント専用のシートではないので、テントのサイズとは合わないですが、はみ出た部分を折りたたんで使えば問題なし。
camphack.nap-camp.com
4.カッパ
モンベル ストームクルーザー
もしもの天気の時に必要ですよね。もちろん、寒いと感じた時に防寒着としても使うことができるので大切な上着です。
モンベル | オンラインショップ | ストームクルーザー ジャケット Men’s
5.タープ
モンベル ミニタープHX
雨が降っている場合、タープは大切になってきます。雨の中でテントをたたむ時に雨に濡れながら作業するか、タープの下で作業するかでは大きな違いがあります。日差しが強い時期は日よけとしても使えます。雨の心配がない場合は持っていかないこともあります。【ポールは別売りになります】
6.ポール(タープ用)
モンベル アルミミニタープポール165
ミニタープHX用のポールです。非常に軽量なポールです。モンベルで揃えましたが、ポールは長さをどうするかだけなので、なんだっていいと思います。
モンベル | オンラインショップ | アルミミニタープポール165(5本継)
7.寝袋
モンベル ULスパイラルダウンハガー#3(廃盤品)
寝袋は対応温度別に種類があるのと、ダウンと化学繊維の素材の違いがあります。
このモンベルの寝袋もそうですが3シーズン用(春、夏、秋で使用可)がおすすめです。快適使用温度が0度以上くらいのもになります。素材は断然ダウンがおすすめ。ダウンは圧倒的にコンパクトに収納ができます。しかし、価格が化学繊維より断然高くなってしまいます。ただ、バイクに積むとなるとダウンのコンパクトさが重要になってきます。
モンベル | オンラインショップ | ギア | スリーピングバッグ/マット
8.折りたたみチェア
ヘリノックス チェアワン
キャンプで重要なアイテムの一つはイスです。就寝するまでに一番使っているアイテムはイスです。なのでそのイスが快適であるかは非常に重要なポイントです。しかもコンパクトである必要がある訳です。ヘリノックスのチェアワンは非常にコンパクトになり、座り心地は快適、しかも同じような他のメーカーのものより頑丈で耐荷重145kgなので安心できます。
9.温度計
エンペックス サーモマックス50
冷え込んだりしたときに、温度計で確認しおくと防寒対策などに役立ちます。
10.蚊取り線香
時期と場所によっては虫との戦いがあるので、備えています。
11.トイレットペーパー
つぶすことができるので、さほど荷物にならないのと、何かと使えるので持参します。
12.空気注入式まくら
クオルツ エアピローファーヴァ
快適に眠るために必要な枕。めちゃくちゃ小さくなります。
エアピロー ファーヴァ|BED MAT|Qualz[クオルツ]
13.着替え(下着、靴下)
極力最小枚数に。
長期間旅に行く場合は、3枚を洗濯しつつローテーションさせます。
14.地図
ツーリングマップル
ナビだけに頼らずに、地図でツーリングした方がどこを走ったのか頭に残りますよね。
ツーリングマップルには色々な情報が書き込まれているので、ツーリングには絶対おすすめ。全国を地域ごと7冊に分けて発行されています。
《北海道版》、《東北版》、《関東甲信越版》、《中部北陸版》、《関西版》、《中国・四国版》、《九州・沖縄版》
ツーリングマップル – 地図と旅行ガイドブックの昭文社グループ
15.カメラ
オリンパス OM-D E-M10
コンパクトなミラーレス一眼カメラ。スマホのカメラでも十分ですが、暗い場面での撮影や絞りの設定など、まだ専用機に利点があるので持参します。
OM-D E-M10 Mark III | デジタル一眼カメラ OM-D | オリンパス
16.コッヘル(クッカー)
スノーピーク アルミパーソナルクッカーセット
大小の鍋と、蓋がフライパンになるセット。大きな鍋の中に小さな鍋を入れることができるのでコンパクトになります。また小さな鍋の中に中サイズのOD缶が収納できます。鍋が二つあるので一方でお湯を沸かして、一方で肉を焼いたり調理できます。
17.LEDランタン
ジェントス EX-144D
非常にコンパクトにも関わらずめちゃくちゃ明るいのでおすすめ。底の裏側にカラビナが付いているので、手の内に吊るすことも可能。あえてマイナス点をあげれば電池の消耗が早いだけ。
18.焚き火台
ソロストーブ ソロストーブライト
コンパクトながらとても燃焼効率がいい焚き火台。普通のサイズの薪は入らないくらいの小さいサイズですが、そこらへんに落ちている枝を燃料にして焚き火を楽しめます。一度火がついて炉の中の温度が上昇すると強い火力を得られるので、調理やお湯を沸かすこともできます。
SOLO STOVE | ソロストーブ ジャパンフィシャルサイト
19.バーナー
プリムス 153ウルトラバーナー
ゴトクを折りたたむことができ、コンパクトになるのと、ハイパワーな火力を出力できるので、簡単にお湯を沸かしたり、安定した火力で調理ができます。
153ウルトラバーナー・P-153(コンロ) PRIMUSプリムス公式サイト|イワタニ・プリムス株式会社
20.バーナー用ガスボンベ(OD缶)
バーナーに合わせてプリムス製です。
21.コーヒー
コーヒーは欠かせません。インスタントですが必ず持参します。
22.調味料(塩、醤油、コショウ、油)
醤油、油は100円ショップに売っている小さいボトルに入れ替えて必要な分だけ持っていくようにするといいですね。
23.まな板
ちょっとした食材を切るのにいいサイズ。百均で購入。
24.S字フック
何かを吊るしたり、ツーリングネットを好きな場所で引っ張ったりするのに何かと便利。
25.カップ
スノーピーク チタンシングルマグ300ml
持ち手を折りたたむことができるので、収納しやすい。チタン素材で軽量。300mlがちょうどいいサイズ。
26.ヘッドライト
ブラックダイヤモンド製
暗闇の中で調理したりする場合、ヘッドライトは何か作業する時に両手が自由に使えるので重宝します。
ブラックダイヤモンド/登山 | ロストアローオンラインストア
27.シェラカップ
ユニフレーム UFシェラカップ300
シェラカップはお皿にしたり、スープのお椀にしたり、ご飯を盛る器にしたり、コップにしたり、何にでも使えるので便利なアイテムです。
UFシェラカップ 300 | ユニフレーム アウトドア用品総合メーカー
28.トーチライター
SOTO スライドガストーチ
火口がスライドするのでコンパクトになります。
ガスがなくなったらカセットガスからガスを充填できるので経済的でもあります。
29.マルチツール
ビクトリノックス キャンパー
ナイフ、小型ノコギリ、栓抜き、マイナスドライバーなどのツールがまとまったアイテムで持っていると便利です。
30.火吹き棒
火遊びにあると楽しみ方が増えるマジカルステッキ。
自作しました。
自作方法はこちらを参考に。
でも最近はAmazonで安く買えるみたいですね。
31.ナイフ
オピネル ステンレススチール#8
ブレードのサイズが8cm。標準的なサイズの折りたたみ式のナイフです。
OPINEL – ステンレススチール | 【公式】ハイマウント
32.ファイヤースターター
火打ち石のように火花を散らすことができるスティックです。
ライターを使わずに原始的な方法で着火できます。わざわざ手間をかけるところに楽しみがあるアイテムです。ライターのガスが切れたもしもの時にの持っていると安心できます。
33.軍手
持っておくと何かと使う機会があるので便利。
ツーリングバックを使って積載している
これらのアイテムをツーリングバックに詰め込んで、バイクに載せてツーリングに行っています。
ツーリングバックはゴールドウィンのツーリングリアバック78を使っています。大容量でバックの外にテントをくくれたり、サイドから物の出し入れもできるので使い勝手がいいですね。ハードケースも使っていますが、1泊くらいであればツーリングバッグ一つだけでも、もろもろのアイテムを積載できます。長期でバイク旅に出かけるときはタンクバックも使用します。
ツーリングリアバッグ 78 GSM27000 / ゴールドウイン モーターサイクル [GOLDWIN MOTORCYCLE] 公式通販 | ゴールドウイン
最後に
やはりバイクで運ぶ道具となると、どうしてもコンパクトなものを揃えることが必要になります。
さらに荷物を積む方法として、パニアケースやサイドバッグ、タンクバッグを付けたりもできます。ただ、あまりにもたくさん荷物を積むと、バイクの重量が増えたり、重心が変わってバイクを操るのに軽快感が損なわれたりしてしまったりするんですよね。キャンプ重視で荷物満載にするか、ツーリングを重視で軽量化するかといったように、考え方でスタイルは変わってきますよね。僕はこのような形で落ち着いてしまっているのですが、これからキャンプツーリングを始めようとしている方の参考になれば幸いです。
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